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無菌調剤について
在宅医療に用いる点滴薬剤の調剤には、クリーンベンチを利用した無菌調剤が必要不可欠です。持続点滴が必要な方が安心して療養できるよう、当社では無菌調剤室にて調剤を行っています。無菌環境の整った無菌調剤室で、主に在宅中心静脈栄養法（HPN）用薬剤の調剤を行っています。クリーンベンチを備えた薬局を首都圏に複数店舗展開し、在宅医療でのニーズに対応できる体制を整えております。
※一部店舗を除く
当社の薬局の無菌調剤室は広さが6.86平方メートルで、清浄度はISO14644-1に規定するクラス7（クラス10000）であり、室内にクリーンベンチ（無菌作業台）を設置しています。クリーンベンチは薬剤師2人が同時に無菌調剤を行え、中心静脈栄養法用輸液や麻薬の調剤に使用します。
その他の設備
【計数調剤支援システム】
薬品のピッキング業務をサポートするシステムを導入しています。薬品名称・必要な数量・薬品の配置されている棚番号を表示するので、迷わずに薬品の取り揃えが可能です。また、ピッキング時にバーコードを読み取ることで薬品の取り間違いの防止になります。
【散薬鑑査システム】
粉薬を医師の処方通りに秤量するようサポートするシステムを導入しています。バーコード読み取りにより処方された薬品の取り間違いを防止し、正しい量を量るガイドをします。秤量結果はレシートに印刷されます。
【自動錠剤分包機】
自動錠剤分包機を導入しています。機械がカセットから必要な薬品を必要な錠数分包します。新機能を搭載しており一包化業務の負担を軽減できます。
【錠剤一包化鑑査支援システム】
錠剤一包化薬品を画像により鑑査するシステムを導入しています。分包ミスや異物混入を検知し薬剤師の鑑査業務をサポートします。装置内で撮影した写真も記録として保存できます。
【処方解析システム】
レセプトコンピューターから処方データを受信し、処方内容を解析します。各システムや機器の動作に必要な情報を送信し、帳票発行、分包データの振り分けを行います。レセプトコンピューターからの情報を利用することで処方入力の負担軽減および入力ミスによる過誤の防止になります。
